2020年11月のお知らせ

皆様お世話になっております。

チェリッシュ企画の藤川です。


11月はワインの醸造には欠かせない検査機器のご紹介をさせていただきます。

少々専門用語も多く読みにくい内容になっておりますがご興味ございましたら一読ください。


まずはアルコール度数を測定する為に必要な検査機器のご紹介から。



この丸底フラスコに100mlのワインを入れ更に蒸留水を20〜30ml入れます。

その液体を蒸留し連結管→蛇管(蒸留した気体を冷まし液体にする冷却器)→メスシリンダーという流れでワインに入っているアルコール分のみをビーカーに移していきます。

アルコールの沸点が78.3℃の為、水よりも先に気体になり、それを蛇管で冷却し液体に戻す事でワイン内のアルコールのみを抜くことができる仕組みです。

100mlのワインですのでメスシリンダーに移行する量は50mlもあれば最初のワイン内のアルコールはほぼ100%抜けています。

ビーカーに移した約50mlのアルコール液にちょうど100mlになるように蒸留水を入れます。



酒精計



上記で蒸留した100mlの液体に浮かべ正確なアルコール度数を測定する酒精計になります。

ワインに直接浮標浮かべればいいのではという声が聞こえてきそうですが、

ワインですとアルコール以外に果汁等エキス分が含まれる為、浮標を浮かべた際に正確な数値を示さない為少々面倒ですがこのような方法での測定が必要になっております。



比重計



アルコール浮標と同じような形ですが主に発酵の状態を確認する為に使用する比重計になります。

この浮標をメスシリンダーに入れたワインに浮かべることで比重を測定します。

意味合いとしては【1.00】が真水の比重とした時それよりも高い値の場合はまだ液中のエキス分が多く発酵の途中と考えられます。

おおよそですが、比重が0.997〜0.996で初期発酵終了とみなし次の作業工程に移行します。



・pH測定器



こちらは先端(写真右側の電極)をワインに漬ければpH(酸性・アルカリ性の程度)を測定できる機器になります。

ワインに含まれる酸度の測定は非常に重要で、その数値によって亜硫酸の効き具合や、

pHが低すぎる(酸度が高い)と乳酸菌発酵しない為、使用頻度は高い機器になります。



残留亜硫酸測定器



こちらは特殊な液体をワインに入れて混ぜることで亜硫酸値を測定する機器になります。

亜硫酸も300ppm以上の添加は法律でNGとされているのと、亜硫酸も添加後に他の物質と結合し澱として下部に溜まる部分も多く液中に漂いワインを酸化や腐敗から守る亜硫酸の濃度を測定する為にもこの装置が必要となっております。

正直な所、亜硫酸の添加は行いたくはないのですが、ブドウの状態が悪い場合や途中で酸化するリスクを考慮するとリスク回避の為少量ですが添加しております。


12月は冬の畑の作業(堆肥作りや剪定作業)をご紹介させていただきたと思います。




【恵那峡ワイナリー】

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