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執筆者の写真浩太郎 藤川

2021年8月のお知らせ

皆様お世話になっております。恵那峡ワイナリーの藤川です。

今月の畑の様子とワイン販売の進捗状況をご報告させていただきます。


・先月のお知らせでご紹介させていただいたブラックビート畑の葡萄です。

去年は有効であった鳥除けのテグスですが、カラスも学習しているのかテグスの隙間から袋を破り中の実を食べてしまいます。

本当にあっという間の出来事で今日見て翌日には広範囲で被害が出てしまいました。


さらにカラスが葡萄にかけていた袋を破き突いた葡萄にスズメバチが群がるという最悪の状態で、近年は温暖化の影響でスズメバチも越冬するらしく今回目視した大きな個体は4〜5cmほどのサイズの大型の個体でブンブンと飛んでおり安全を考慮して距離を取っての作業とはえ目の前で葡萄が蜂に食べられている姿を見るのは不甲斐なさを感じました。

(蜂に齧られた後のブラックビートの房)



今回スズメバチが発生したのが裏山と丸池の畑で、

裏山の富士の雫もスズメバチに齧られており、

葡萄の状態があまり良くない状態です。

最近の雨の影響もあり糖度が十分上がっていないのでまだ収穫しておりませんが、

なんとか収穫まで持ち堪えて欲しいです。

(蜂・鳥対策用のネットを被せた状態の富士の雫)



対策としてホームセンターで購入した蜂取り、蜂の巣コロリを設置し、

葡萄の表面に栗用のネット(鳥、蜂除けの為)を被せました。

(丸池畑に設置した蜂の巣コロリ)


効果的面で数日後には蜂の姿はなくなっておりました。

来年度は今年の反省を生かし鳥と蜂の対策をはじめから十分にして対処したいと思います。



今年一番調子が良い葡萄が丸池畑のナイアガラ。

カラスや蜂の被害が発生した時期はまだ糖度が上がっておらず、

その間に袋とネットをかけたおかげで被害を免れました。

(丸池レッドナイアガラの様子)


葡萄の収穫は9月初旬から中旬ごろにかけて予定しておりますので来月分のお知らせでご報告させていただきたいと思います。



最後にポーランドのオリンピック代表選手の方にワインを提供したということで感謝状をいただきました。今後もできる限り地域に貢献しながらワイン事業を手がけていきたいと思います。


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