今月はロゼワイン(スパークリングワイン)の同瓶の様子をご紹介させていただく予定でしたが、現在の味わいや香り等を考慮し、このまま澱と共に今年の11月頃まで瓶熟成をすることになりましたので動瓶の様子はその際にご報告させていただければと思います。
今月は畑の様子をご紹介させていただきます。
まずこちらが葡萄の巻きヒゲの様子。
昨年度発生した病気のキャリアが残っている可能性が高く、そのまま放置しておくと今年も病気発生の可能性が高くなってしまうので根気よく除去していきます。
誘引線に巻き付き乾燥すると非常に硬くなってしまうため除去には手間がかかります。
以前は剪定鋏等で除去していたのですが、
ハサミもすぐにボロボロになってしまう為、現在は百均のニッパーで除去しております。
これならボロボロになっても買替えしやすいですし、
質が良い意味で悪い為、ワイヤーを傷つけにくいメリットもあります。
次の写真は葡萄の粗皮を剥いでいる様子です。
こちらも色々と試しましたが百均の工作用ダイヤモンドヤスリを使用しております。
粗皮削りの道具も色々試しましたが、このダイヤモンドヤスリが先端も程よく尖っており(ハサミやナイフのように鋭利ではない)枝の付根や粗皮と幹の小さな隙間にもスッと入るので幹や枝を傷つけるリスクも少なく硬さも丁度良い為、非常に使い勝手の良い道具だと思います。
粗皮を剥く理由としては越冬する虫を駆除する為で写真のように皮を剥ぐと虫の卵が見受けられます。
恵那峡ワイナリーでは無農薬で葡萄栽培を行なっており、冬場のこの作業は夏の虫や病気のリスクを軽減する為必要不可欠な作業になります。
現在、鍋山の畑では雨よけを作成中です。
こちらも余った部材や安い支柱を使ってDIYで製作しております。
今年はまず一畝作り作業性を確認した後、来年以降変更を加え導入の予定です。
来月は瓶詰めと畑の様子をご紹介させていただきます。
【恵那峡ワイナリー】
・恵那峡ワイナリーホームページ
・岐阜県恵那市ふるさと納税
・皆様からのご要望やご意見等ございましたらHPに問合せ欄を設けておりますので、そちらまでご一報ください。
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